おいしいお米は土づくりから
もみがら堆肥とは
堆肥ともみがらと米ぬか、環境菌(醗酵を促す為の菌)と水を加え攪拌(かくはん)しながら半年程かけて作ります。
原料
【堆肥】
和豚もちぶた生産農場川作ファームの堆肥を使用しております。もちぶたは良質な肉を作るために餌にもこだわっていて、主原料としてトウモロコシ大豆ミュールで厳選した物を使用しているので、その堆肥も良質なものとなります。
【もみがら】
もみがらを入れることにより土壌中に酸素を多く取り込むことができます。酵素が増えることにより土壌中の微生物も増加し活動も活発になります。
【米ぬか】
微生物の活動に必要なリン酸、カルシウムなどが豊富に含まれています。畑などにも肥料として使う生産者もいます。
【環境菌】
放線菌、酵母菌、有用系状菌をブレンドした好気性微生物です。微生物の活動を手助けし醗酵を促します。
もみがら堆肥の効果
もみがら推肥を田んぼに施肥しまして微生物の住処と餌を同時に提供します。その事により微生物の活動が活発になり微生物が増えて土壌中の物質循環を促します。その事で土壌の団粒化・保水性・通気性などを向上させ良質なものに変化させます。団粒化が促進されると稲の根の活動が、活発になり微生物によって分解された多くの栄養素を吸収しやすくなります。結果、稲が健康になり甘味のある美味しいお米になると考えております。
生産者の紹介
堀内武司さん
一般的の方は、自然農法や低農薬に興味を持たれている方が多いですがうちでは有機肥料を使ったら、土も良くなり米や野菜が美味しくなったと実感しています。
うちは、よつばフードさんのもちぶたの堆肥ともみ殻に焼いた「くんたん」を混ぜて使っていますが、とても粘りある、美味しいお米が育ちます。食味も良くなりましたし、食感が全く変わりました。
ここ角田山の麓は、昔からお米がとれる環境に適していたんです。昔から農耕民族が暮らしていた土地でしたし、お米を作るために信濃川からわざわざ分流を引いて角田山の麓まで流しています。今でも生活排水が混じらないきれいな水が流れています。この土と水が美味しいお米を育んでいるんです。
角田山の麓には古墳や遺跡があり、その昔この地域を「越の王」が統治していました。
そんな歴史から「越王」の名前が入ると発展すると言われていて、この地域の名産「越王おけさ柿」も有名です。
うちのお米もそこにちなんで「越王米」と名付けています。
石崎一敏さん
田んぼにたい肥をまき始めてから5、6年ほど経ちました。効果はとてもはっきりしていてお米の食感・粘りが違います。“コシがある”ような感じでしょうか。元々柿に肥料を使っていて、その効果は知っていましたが、田んぼに撒くとなると設備や機械が必要でした。
私の水田は土地改良の区画外で、いまだに山からきた水を流しています。水路も自然のままの状態の場所が多く、魚やカエルなどがたくさんいます。トキが飛来する場所にもなっています。雨が降るたびに水源の山から栄養がもたらされ、お米のおいしさに繋がっているのではないでしょうか。
担い手が減る中で大量に生産するのは難しいですが、その分質の高い、美味しいお米をこれからも作っていきたいです。
この他にご契約させて頂いている生産者の方々
安心・安全なお米をお届けする仕組み
玄米管理
よつばフードでは集荷パレット毎に番号を付けて食味値を測定し低温倉庫で保管しています。
製品にバラつきが出ないようにデータを活用しながら精米しています。
また、パレット毎のサンプルも保管しています。
出荷製品管理
玄米と同様に出荷毎に200gのサンプルを抽出して食味値を測定しています。
出荷製品のデータ管理、サンプルの保管をしています。
収穫してからも丁寧な製品管理で、品質向上に細心の注意を払っています。